家族にとって2度目の結婚(再婚)とは?その①
日本では 再婚というとまだまだ悪いイメ-ジを持っている方が多いです。
これは断定してもいいのだと、私は思います。そう言う現場を目にすると、正直なところ心がとても痛むし、つらい思いをしてしまいます。
これからご紹介するお話は、再婚であることを言えなかった、少し切ないケ-スです。
再婚ということを内緒にしていた
かれこれ、何年前の事でしょうか。何も聞かされず、司会のお話を頂きました。
打合せのお日にちも順調に決まり、何事もなく進むように感じていました。ところが、そう思っている間に急展開をしてしまった案件だったのです。
実際に打ち合わせの初日、担当者に言われた言葉は「新郎新婦には家族の事を絶対に言わない」でした。
ここ数日間で、とんでもないことが起こってしまい、それに対して、今後どうするのかをお二人と話し合っていたところだと、それで披露宴、結婚式は行う事にしたが、中身を相当変えたと言う事を伝えられました。
再婚を理解してもらえない事情
なぜ、そうなったのかを質問したら、答えはこうだったのです。
「新郎は、実は2度目の結婚だったことを、新婦の家族、親族に言っていなかった。ただし新婦にだけは伝えていて、新婦は承知の上で結婚を承諾している。それがもとで、ご両家の話合いになってしまい、結果、披露宴の取りやめを新婦のご家族から申し出られてしまっている」と・・・。
それを聞いて、いったい今後、どう行ったらいいのか、まずはスタッフ側の話し合いとなったのです。