結婚式 ドレスを選ぶ前に、パンプスを選ぶ
今回はドレスを選ぶ前に、パンプスを選ぶについて
このコラムを書いた時は、来年こそは披露宴が再開すると思っていた頃でした。
コロナがまだまだ終息しない状況で
披露宴だなんてと思われるかもしれません。
それでも、フォトウエデイングは人気がありますし、
家族で行う結婚式、お食事会はもちろん行われています。
また、色々と話題にはなりますが、
少ないながらもある程度のゲストを招いての披露宴もあることはあります。
それならば、尚のこと、記念の日に
大切な1着を選ぶときのアドバイスとして、ご覧いただけると幸いです。
そしてコロナ終息の際に、ゲストを少しでもお招きするのであれば
尚のことを気を配っていただきたいと思い、再掲載いたしました。
もし、来年以降結婚式を挙げられる新婦様には、目を通していただきたいです。
では昨年のコラムを少し手直ししてお届けします。
結婚式が決まったら、皆様はまず何をしますか?
多分、大半の方は、衣装選びから始めるのではないかと思います。
新婦様にとって、ドレスでも和装でも、一番の憧れですものね。
オーダーやセミオーダーのドレスを検討される方もいらっしゃるかもしれませんね。
レンタルは、なおのこと、お気に入りのものがあるかどうか
分かりません。
特に今は、和装よりドレス、洋装が人気です。
もしドレスに決めて
オンシーズンに挙式、披露宴を予定していたら尚のこと、
サイズも、色もデザインも、早く予約しないといいのが無くなってしまう。
そんな心配ありますから、当然だと思います。
でも、待ってください。
ここはドレスではなく、靴、つまりパンプスを選ぶことからはじめて欲しい。
そんな思いで書きました。
どうしてパンプスが先なの???
せっかくドレスが先の方がいいと思っているのに、なぜパンプスなの?
と思われて当然だと思います。
しかし、当日のことを考えてドレスを選びますか?
当然当日の事考えていますと、おっしゃると思っています。
誰もが当たり前に口にすると思うのです。
でも、当日は、ドレスを着て、歩きますよね。
一歩も動かないということありませんよね。
座りっぱなしということもない。
え?当たり前でしょう?とおっしゃるのが目に浮かびます。
でもそのドレスに履くのは、履き慣れたパンプスですか?
きちんと試してみて選んだパンプスですか?
当日、綺麗に歩きながら進む、新婦のお姿が意外と見られないから
心配で申し上げたのです。
そこで、私はパンプスを先に選んで欲しいとお伝えしたいのです。
司会をしていた頃から見ていた姿
実は、歩きにくそうな新婦のお姿は司会者時代から拝見していました。
ドレスの裾が長すぎるのか、引きずってしまう。
前に進もうとして、立ち止まってしまう。靴が合わないからでしょうね。
場合によっては、裾を踏んでしまい、そこでストップ。
今は、ビスチェタイプが多いから、上半身がずれ落ち、危ない状態に。
下に落ちそうになるから、上に上げるために、ゲストの前で持ち上げる。
それもご自身がという場合もあって、正直、かっこいいとは思えない。
そして、申し訳ないのですが、姿勢が当然悪くなってしまう。
前屈みであったり、顔を上げていなかったり
いつも裾ばかり見ていたり、
そのために笑顔すらなくなる。
これは、一生に一度の披露宴だというのに。
写真に残る、ビデオにも残る。
ゲストもご覧になっている・・・・。
せっかく、ヘアもメイクもこの日のために
決めたし、ヘアメイクさんも一世一代の大仕事だと思って取り組んでくれる。
それなのに、
たったパンプスだけの問題で。
結局こうなってしまう。
もったいないと思いませんか?
結婚式後にも履けるパンプスを
ということを考えると、
ぜひ、ドレスより前にパンプスを選んで欲しいと考えています。
ただし、結婚式だけのためにではなく
その後、フォーマルの場でも使えるものを。
または、少しおしゃれをしたい時に履けるものでもいいのです。
先に選んで、購入する。
できたら、選ぶときは、歩いてみて、問題ないものを購入する。
そのパンプスを持ってドレスショップへ行けばいいのです。
きっと、選んで試着した際に、
歩く姿が想像できると思います。
できることなら、ドレスを着てみて歩いてみる。
その時、当日のお姿が想像できると思うのです。
しなやかに自然に立ち振る舞いができるのではないでしょうか?
そうなれば、当日の姿は最高なものになります。
笑顔で振る舞えるし、姿勢もバッチリ。
お写真にも、動画撮影にも素敵なお姿がしっかりと写っている。
大切な思い出を作るのは
こういうところから。
後で見返すこと、多いと思います。
その時に、ああ良かったと思えるお姿であれば、最高ですよね。
小さい事かもしれませんが
これも大切なプロデユースの一つ。
ぜひ参考になさってください。