家族にとって2度目の結婚(再婚)とは?その②
前回(家族にとって2度目の結婚(再婚)とは?その①)の続きです。
さて、結果から言えば、披露宴は行う事に決まった訳ですが、中身はお二人のご希望とは大きく違ったものとなりました。
そしてご家族は、その後、どうなったかと言えば、新婦側はのご両親、ご家族、ご親族は全員欠席、そしてご両親は、この結婚は認めない、その旨をお二人に伝えたそうです。
だから好きにしなさいと。二度と家には来るなとまで言われたそうです。
新郎側は、そのことを聞き、仕方なく欠席を決めました。話し合いをすることも叶わず、どうすることもできなくなった、そういう結果になりました。
お二人は事の大きさに、心が押しつぶれてしまいそうなくらい、つらい毎日だったと聞きました。
新郎は、この結婚を決めた時点で転職し、少しでも収入の多い仕事を選びました。そして新しい仕事を一生懸命取り組む毎日だったのです。
それだけ新生活への想いがあったのだから・・・・そう思っていても後悔だけが残ってしまいました。
言えなかった一言が、こんなにも大きく波紋を呼んでしまったことへ、どうすることもできない状況まで行ってしまったのです。
何かできたのでは?そう思うのはあまりにも他人事で身勝手な考えなのかもしれません。
ただ救いだったのは、お二人は結婚するのだという強い意志があったこと。
破談と背中合わせの状況を、私たちは想像していただけに、何とかしなければと思ったのです。